足底筋膜炎

足底筋膜炎は、かかとの内側に痛みを感じることが多い症状で、生涯のうち約10人に1人が経験すると言われています。
「炎症」という名前がついていますが、実際には足底の腱膜や組織の変性(傷んでしまった状態)や筋肉と神経の癒着などが原因です。
特に起床時や歩き始めの一歩目で強い痛みが出やすく、歩き続けるうちに少し楽になる特徴があります。
ランニング愛好家、長時間立ちっぱなしの方、体重増加がある方、足首の動きが硬い方などに多く見られ、扁平足・ハイアーチ・回内足・回外足といった足の形状もリスク要因となります。
整形外科では主にエコー検査で診断し、レントゲンは骨折を除外するために使われます。
ときどき踵の骨に棘(踵骨棘)がある方もいますが、必ずしも痛みの原因とは限らないと言われています。
こんなお悩みはありませんか?

- 朝起きて最初の一歩がズキッと痛い
- 立ち仕事や長時間歩くと、かかとがつらい
- ランニングの後に足裏がじんわり痛む
- インソールや靴を替えても改善しない
- 整形外科では「安静に」と言われたけど、根本的に良くならない
放置するとどうなる?

保存療法(手術をしない方法)が第一選択で8〜9割の方は保存療法で改善すると言われています。
しかし痛みがある状態で日常生活やスポーツなど負荷を繰り返し与えることで、損傷部位を休めることが出来ず、痛みが長引く可能性があります。
出来る限り、セルフケアや施術を行い筋肉同士の滑走性を促す。ふくらはぎやスネの筋肉のバランス、足首の調整を加えて足底や足関節の負荷を減らすことが重要です。
またテーピングで日常での負荷を減らしてあげたり、負担のかかる靴を使用しないなどの対策も有効となります。
「薬に頼らず根本的に身体を変えたい」という方には整体施術は適したアプローチです。

当院でのアプローチ

urokoでは、足底筋膜炎を単なる足裏だけの問題とはとらえず、全身の動きやバランス+局所の問題としてアプローチします。
整体:筋肉と筋膜の調整:
足底の腱膜とつながるふくらはぎや太ももの緊張を和らげ、全体のバランスや滑走不全(筋肉や神経が癒着して動きにくい状態)を改善します。
骨格矯正:足関節や骨盤のアライメントを整える:
回内足・回外足や背屈制限といった足首のクセを調整し、負荷の軽減と再発を防ぎます。
メディセル(吸引による筋膜リリース):
足底やふくらはぎの筋肉の癒着をリリースし、動きを滑らかにするとともに血流を改善します。
さらに、セルフケアとして簡単にできるストレッチや日常生活での工夫もお伝えします。
「朝の一歩が怖くなくなった」「ランニングを再開できた」と喜ばれるケースも多くあります。
足底筋膜炎でお困りの方は、ぜひ一度urokoにご相談ください。



