膝の痛み(変形性膝関節症)

膝の痛みは、中高年層に多く見られるお悩みのひとつです。
中高年層に起こりやすい「変形性膝関節症」は、加齢や膝関節の使いすぎ、筋力低下などによって関節軟骨がすり減り、膝に負担がかかり関節の変形と痛みを引き起こしやすくなる状態を指します。
膝に違和感があるまま生活を続けると、階段の昇り降りや立ち上がり動作、長時間の歩行がつらくなり、活動量の低下にもつながります。
また、膝の痛みをかばうことで姿勢や歩き方が変化し、腰や股関節など他の部位にも負担を及ぼすことがあります。
人の骨は約3年かけて生まれ変わります。今日の足の状態は3年前の過ごし方で決まります。正しい刺激が加わり続ければ、骨は正しく成長しますが、歪んだ刺激が加わり続けると膝の変形や負担は増すばかりです。
生涯、自分の足で歩き続けたいと思うのであれば、早めからのケアをすることが重要となります。
こんなお悩みはありませんか?

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階段の昇り降りで膝が痛む
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立ち上がるときに膝に違和感がある
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長時間歩くと膝が重くなる、痛くなる
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膝の曲げ伸ばしがスムーズにできない
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膝をかばって歩くため、腰や股関節にも負担を感じる
放っておくとどうなるのか?

痛みを放置しておくと膝の変形が進行する可能性があります。
変形が進むとさらに膝の軟骨もすり減り、痛みが強くなったり、炎症が強くなることで膝が腫れることも考えられます。
症状にもよりますが、膝は痛みのある期間が長ければ長いほど症状が取りにくくなる傾向があります。
根気よく施術を続けてまずは痛みを取る事を目指し、最終的には股関節や足関節、骨盤まわりの動きを整えて歩行の改善も目指します。

当院でのアプローチ

当院では、段階を踏んで施術を行っていきます。
初期は膝の痛みを取る事を目指し施術をします。その際に膝の筋肉なのか、関節なのか問題がある個所を初回問診時に確かめ、施術の方針を決定します。
痛みが落ち着いてきた後は、足首、股関節、骨盤周囲の動きの悪さを改善し、再発しないように調整します。
必要に応じてメディセルという筋膜リリース器などを用いることで施術の期間の短縮に繋げます。
ご自宅でのセルフケアもお伝えいたしますので、併せて行っていただくとより効果的です。



