外側上顆炎(テニス肘)

外側上顆炎(テニス肘)と聞くとスポーツをしている人だけの症状のように思われがちですが、実際にはテニスをしていない方でも多く発症しています。
外側上顆炎(テニス肘)とは、肘の外側に痛みが生じる症状で、主に手首や指を反らせたり、強く握ったりする動作の繰り返しが原因になります。
特に負担がかかりやすいのは「長・短橈側手根伸筋」や「総指伸筋」と呼ばれる筋肉で、炎症や腱の変性を引き起こし、肘の外側に強い痛みを感じるようになります。
30〜50代に多く、家事やデスクワーク、営業職での資料運びなど、日常生活のちょっとした積み重ねで起こるのが特徴です。
また近年の研究では、外側上顆炎は単なる「炎症」ではなく、慢性化すると腱の変性(組織の質の変化)の問題であると考えられています。
そのため、痛み止めの注射やPRP療法を行って一時的に改善しても、時間が経つと再発してしまうケースが報告されています。
こんなお悩みはありませんか?

- ペットボトルやケトルを持ち上げると肘の外側がズキッと痛む
- タオルを絞ると強い痛みが出る
- デスクワークでマウスやキーボードを使っていると肘がつらくなる
- スポーツをすると肘の違和感が強く、思いきりプレーできない
- 整形外科で注射をしたけれど、また痛みが戻ってしまった
施術の目安

外側上顆炎(テニス肘)は繰り返しの負荷による慢性的な症状であるため、回復までには一定の期間が必要です。
初期の段階であれば数週間で改善することもありますが、痛みが長引いている場合は数か月かけて少しずつ回復を目指すことが一般的です。
当院では、初期には週1回の施術を目安とし、肘周りの筋肉や関節の動きを改善しながら、肩や手首といった関連部位の調整も行います。
ご自身でできるストレッチや生活上の工夫もお伝えし、日常生活の中で再発を防ぎながら回復を促していきます。
「注射や薬に頼らず、根本的に改善していきたい」という方に適したアプローチです。

当院でのアプローチ

ボディケア整体サロンurokoでは、整体・骨格矯正・メディセルを組み合わせて施術を行います。
「整体」
肘まわりの筋肉・関節を丁寧に調整し、動きをスムーズにすることで痛みの軽減と回復を促します。
「メディセル」(筋膜リリース機器)
肘まわりの皮膚や皮下組織にある癒着をやさしく吸引しながらリリースします。
血流やリンパの流れを改善し、自然治癒力を高めるのに有効です。
「骨格矯正」
頚椎や背骨、身体全体のバランスを整え、肘への負担を根本から減らします。
肘の痛みは肘単体の問題ではなく、身体の使い方のアンバランスから生じていることも多いため、全身を整えることが重要です。
私はこれまで、外側上顆炎で「もう良くならないのでは…」と不安になっていた多くの方のサポートをしてきました。
実際に、適切なケアと生活習慣の見直しによって、再び快適に日常生活や趣味を楽しめるようになった方もたくさんいらっしゃいます。
肘の痛みでお困りの方は、一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。あなたの肘を本来の状態に戻すお手伝いをさせていただきます。