坐骨神経痛・神経痛

坐骨神経痛とは、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて走る坐骨神経に圧迫・牽引などの刺激をかかることで生じる症状の総称です。
お尻から足にかけて痛みやしびれ、重だるさを感じるのが特徴で、片側に症状が出ることが多いです。
ひどい時は椅子に座っていられない、歩くのも困難になるケースもあります。
原因はさまざまで、腰椎や骨盤のゆがみ、筋肉のこわばり、神経と周囲の組織との滑走が悪くなり、神経に負担がかかるため症状が出現すると考えられています。
特に長時間のデスクワークや立ち仕事、運動不足による筋力低下、柔軟性の低下は、坐骨神経への負担を増やす要因となります。
また坐骨神経以外にもお尻には上殿神経痛、上殿皮神経痛、後大腿皮神経などいくつかの神経が通過している為、それぞれの見極めが必要となります。
こんなお悩みはありませんか?

- お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれを感じる
- 片足だけに違和感があり、長時間立っているのがつらい
- 座っているとお尻や足がしびれてくる
- 朝起きたとき腰や足が重だるい
- 昔に比べて長時間の歩行や運動がしづらくなった
放置するとどうなる?

放置すると現段階である症状(痛み・痺れ・重だるいなど)が悪化することが考えられます。
また歩行時痛や日常のちょっとした動きでも痛みが出るため、日常生活に支障をきたしたり、かばって生活することで身体の使い方悪くなり、その他の場所の痛みを訴えるかたもいます。
将来的なことを考えると一日でも早く症状を取る事をオススメします。
症状に応じて施術のペースは異なります。
歩行時の痛みや座っていられないという方は出来れば週に2回ほど来ていただいて、まずは痛みのレベルが半分になる位までは施術を続けます。
その後は週に1度の通院で症状の改善を目指します。
また坐骨神経痛の方でよくあるのが、痛みは残るけど、日常でだいぶん支障がなくなったといって施術を中止するケースです。
私これまでの施術経験から申し上げると、その場合多くの方が症状を繰り返します。
どこかで一度本腰を入れて、しっかりと施術を行うことが重要です。

当院でのアプローチ

当院では施術前の問診で坐骨神経の症状なのか、その他の症状なのかを確認します。
冒頭でもお伝えした通り、坐骨神経痛だと思われている方でも、そうでないケースも多々あります。
その場合に坐骨神経の施術を行っても効果が出にくいため、確認は非常に重要です。
そこで、原因となる場所を特定し施術を行っていきます。
多くのケースでは皮下組織と神経、神経と筋膜間で滑りが悪くなって、症状が起こるケースが多いため、そこの滑りを良くすることを考えて施術することが多いです。
その後、腰・骨盤・股関節の筋肉の柔軟性を高めたり、バランスを整えることで、神経への負担を軽減させます。
また坐骨神経痛やその他の神経痛は日常生活での姿勢や動作のクセが元になって起こる事が多いため、自宅でのセルフケア方法もお伝えし、宿題として行っていただくこととなります。



