坐骨神経ってナンダ?名前は知っていてもよく分からない坐骨神経についてのお話。

皆さん、こんにちは!

上野・稲荷町の整体院urokoの魚住です。

皆さんは坐骨神経って聞いたことありますか?

名前くらいは1度は聞いたことあるのではないでしょうか?

しかし、

さかなクン

・坐骨神経はどこから、どこまでの神経のことなのか?

・なぜ坐骨神経痛を訴える人が多いのか?

・坐骨神経のどの辺が負担受けることが多いのか?

こういったことに関しては、知らない方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、坐骨神経について色々とお伝えしていきます。

この記事を読むことで、坐骨神経についての理解が深まり明日以降、坐骨神経痛で悩む友人や同僚にドヤ顔で話すことが出来ると思います!

ぜひ最後までご覧ください。

坐骨神経とは、そもそもどのあたりの神経のことを言うかご存知ですか?

ほとんどの方は、お尻から足にかけての神経だと思っているのではないでしょうか?

実はこれは半分正解、半分不正解です。

正解は坐骨神経のスタートは脊柱から始まり、腰や骨盤の間を抜けて走行していきます。

詳しい場所で言うと、脊髄から分岐した神経が腰椎の下部(椎間孔)と仙骨(骨盤)の裏側の仙骨孔と呼ばれる穴から出てくるのが始まりです(L4ーS3)

しかも、腰椎や仙骨(骨盤)裏側から出てきたにもかかわらず、1度骨盤の内側に入っていきます。

このまま骨盤の前側のほうに抜けていきそうですが、そこからまた行く先を変え、仙骨と腸骨の間にある大坐骨孔と言う穴を抜けて身体の後ろ側に戻ってきます。

そこから先は、皆さんのご存知の通りです。

お尻の梨状筋と言う筋肉の間を抜けて、お尻の下、太ももの裏へと流れていきます。

その後、膝の裏あたりまでまっすぐと進み、その先は脛骨神経と総腓骨神経と分岐していきます。

時々ふくらはぎがしびれると言う方で、坐骨神経痛だとおっしゃる方がいますが正確にはこれは脛骨神経痛と言う症状になります。(まぁ坐骨神経痛の方が一般的には伝わりやすいとは思いますが…^^;)

坐骨神経に問題が出やすいのは、いくつか理由があります。

そもそも神経痛が起こる理由をお伝えしておきます。

神経は圧迫されたり、牽引される力に弱いとされています。

圧迫や牽引される理由はいくつかあり

神経が圧迫・牽引を受ける理由

・硬くなった筋肉によって圧迫・牽引される。

・関節(腰椎や骨盤の位置異常)の動きが悪くなることで、神経の通り道が狭くなる。

・皮膚や皮下組織の滑りが悪くなる(滑走障害)

・炎症や浮腫により、局所的な水分量が多くなり、圧迫が加わる。

・複数の問題が同時に起こる。

筋肉の問題

圧迫や原因になりやすい代表的な筋肉が2つあります。

1つは梨状筋(お尻の中央を横断する筋肉)、もう1つはハムストリング(太ももの裏側を走る大きな筋肉)です。

股関節の可動域が狭くなったり、太ももの裏側の筋肉が張って硬くなることで、その間を通る坐骨神経が直接圧迫や牽引がかかります。

また上記の筋肉だけでなく周囲の筋肉の緊張が強くなることで、それにつられて負担が増加するケースもあります。

その結果、しびれや痛み、不定愁訴などを訴えることとなります。

関節(骨の位置異常)の問題

腰椎の骨模型。骨盤の傾きや腰椎のカーブが強くなると狭い空間を通過する神経に負担がかかりそうなイメージは沸きませんか?(神経は黄色の部分)

最初にお伝えしたように、坐骨神経は脊髄から出て背骨や骨盤の隙間を神経が通過していきます。

その際、神経の通り道である椎間孔や仙骨孔が狭くなることで、神経に圧迫や牽引がかかります。

では、なぜこの通り道が狭くなるのかと言うとデスクワークなどで腰が丸くなったり、普段から反り腰の姿勢で過ごすことで、骨の位置関係や周囲の筋肉の状態が変わるためです。

さかなクン

ようするに普段の過ごし方が大半の原因です^^;

短期間であれば大した問題ではありませんが、長期間そのような負荷がかかることで更に神経の通り道が狭くなったり、長い期間を経て骨自体の変形が起こります。

50・60代の方はご存じかもしれませんが、脊柱管狭窄症などは骨の変形や通り道が狭くなって起こる症状です。

その結果、骨や関節、周囲の筋肉などの緊張も強くなり、より症状が出やすい状態へと変化していってしまいます。

皮膚や皮下組織の滑りの問題

こちらは、筋肉の問題と近しい所はあるのですが、筋肉より浅い所には、皮膚や皮下組織と呼ばれる組織があります。

表面が突っ張った位で、坐骨神経には関係がなさそうですが、ジャストサイズより小さい革ジャンを着ている自分を想像してみてください。

なんだか想像しただけでも、動きづらそうな感じがしませんか?

革ジャンであれば脱げば済む話ですがヒトの身体では、そうはいきません。

人間の皮膚や皮下組織は通常はたわみがあり、身体を動かす際には、適当に前後左右に滑りながら動いています。

しかし、長期間悪い姿勢でいたり、仕事やスポーツなどで負荷をかけ続けると次第に滑りが悪くなってしまいます。

その結果、癒着と言って組織同士が張り付いた状態が起こり、坐骨神経の滑りも止めてしまいます。(ちなみに神経も通常は周りの組織の間を滑走し動いています)

結果的に神経に圧迫や牽引が加わり、痛みを起こします。

炎症や浮腫などの水分によって圧迫される

こちらは坐骨神経痛においては頻度は多くありませんが、普段から運動の習慣がなく、全身がむくんでいる(水分の循環が停滞している)であると、常に神経が軽い圧迫を受けている状態になります。

その結果、痛みと言わずとも、なんとなく重い・だるいと言う不定愁訴と呼ばれる症状が起こりやすくなります。

また、炎症が続くと先ほどお話しした皮下組織やファシアと呼ばれる組織が繊維化すると言われています。

繊維化すると言う事は、結果的には滑りが悪くなり、滑走障害が起こって、痛みやしびれの原因となります。

以上が神経の圧迫・牽引が起こる代表的な理由です。

坐骨神経が影響を受けやすい場所

・腰椎や骨盤を出てすぐの所(椎間孔、仙骨孔)

・梨状筋の周辺

・坐骨結節の上側

・ハムストリングの間

などが代表的です。

これらは大きく分けると2つに分けられます。

1つ目の椎間孔や仙骨孔のような中枢に近い所の問題

2つ目は筋肉や皮下組織などの末梢の問題

なんとなく神経痛と言えば、腰が悪いと言うイメージはありませんか?

確かに最初にお話ししたように、神経が骨の間を通過していくところが狭くなり、痛みを引き起こすこともあります。

しかし意外と筋肉や皮下組織などの問題も多く見られるものです。

病院でレントゲンやMRIを撮ったが異常なし。しかし痛みがあるといったケースはほとんどがこれに該当するものと思われます。

坐骨神経のまとめ

坐骨神経とは

・脊柱から神経がスタートし腰椎や骨盤の間を通過している神経

・一度、骨盤内に入った後で方向転換し身体の後ろ側(お尻~太ももの裏側)を走行している

筋肉・骨や関節の問題・皮膚や皮下組織・炎症や浮腫などの水分の問題などで負担を受ける

・坐骨神経の問題が起こりやすい場所があり、大きく分けると中枢での問題、末梢での問題に分けられる

以上が坐骨神経の特徴と坐骨神経痛が起こりやすい理由でした。

神経痛に関しての関連記事もありますのでぜひご覧ください。

足のシビレの原因は腰だけじゃない?軽視されがちな末梢での問題を解説

urokoBodyCare|上野で腰痛・肩こりにお悩みの方はurokoへ

この記事を書いた人

魚住 享平
魚住 享平urokoBodyCare院長
<資格>
柔道整復師(施術歴18年)

これまで培ってきた技術や解剖学に基づき施術を行っております。
クライアントのお話を伺うことも大好きなので身体のお悩みだけでなく、そのほかのお話も聞かせてください。

<出身> 富山県
<生年月日> 1988年6月30日
<血液型> O型
<趣味> ゴルフ、街歩き、お酒を飲むこと(ハイボール)、野球観戦

最近は仕事のあとに稲荷町・上野・浅草エリアを街歩きをして新しい飲み屋さんや行きたい場所を見つけることにハマっています