ウェイトリフティングに学ぶ日常で腰を痛めないために必要な動きとは?

私が昔、大会に参加した時のものではありません…合成です笑

皆さんこんにちは。

上野・稲荷町の整体院urokoの魚住です。

突然ですが皆さんはウェイトリフティングを見たことありますか?

100から200キロを超える重量を持ち上げるウェイトリフティング。

もちろん、トレーニングによる筋力アップは欠かせませんが、身体の使い方が機能的だからこそ、あれだけの重量を支えられるのです。

お手本のようなフォーム。腰椎の前弯をキープして骨格で重りを支えています。

私たちの生活にどのような関りがあるの?と思われるかもしれませんが、ウェイトリフティングには日常生活に活かせる重要なヒントが詰まっています。

日ごろから、慢性的に腰痛に悩まされている方や、お仕事で重いものを持ち上げる方などには役に立つ情報だと思います。

ぜひ最後までご覧ください!

少し腰の解剖について話させてください。

基本的に腰椎は前弯と言って前側にカーブする構造になっています。

日本人は欧米人に比べると若干後傾気味と言われていますが、それでも腰椎前弯のポジションが基本です。

ところが、現在ではデスクワークに従事する方が多く、意識しなければ腰は丸まってしまっている人が多いです。

通常ヒトは身体を骨格で支えるのが理想的と言われます。

骨格で支えられないヒトは、筋肉で支えることとなり、必要以上に疲れやすくなったり、背骨や骨盤の動きが固まりやすくなります。

それは自分の身体を支えるだけではなく、物を持ったりする時も一緒です。

普段ジムでトレーニングをされる方であれば良く分かるのではないでしょうか?

試しにスクワットやその他の種目で腰椎の前弯を入れた方が動きやすい、歩きやすいのか?

その違いに気が付けると思います。(試される方はいきなり高重量を扱わずに軽い負荷の時に試してくださいね…^^;)

腰椎の前弯をキープできるかどうかが腰痛にならないための重要なポイントとなります。

先ほど、腰椎の前弯が重要だと言う事をお伝えしましたが、どうすれば腰痛の前弯をキープできるのでしょうか?

前弯を妨げる2つのポイントがあるので解説いたします。

胸椎の硬さ

1つ目は胸椎の動きです。

背骨は24個の骨で構成されています。

当然つながっているわけですから、胸椎の硬さがあると腰椎にも影響を及ぼします。

特に問題になるのは、胸椎を反らすことができないタイプです。

現在では、デスクワークやスマホの操作が多く、背中が丸まっているタイプが非常に多いです。

一時的に丸くなるのは問題はありませんが、常に丸まって反れないのは問題です。

胸椎が取れなくなると、腰の前弯を作ることが難しくなります。

その状態から無理矢理、腰を反ろうとすると逆に腰を痛めます。

腰椎を働かせるためにも、胸椎の柔軟性が必要となるのです。

骨盤の前後傾

このポジションでも腰椎の前弯と骨盤の前傾が保たれています

2つ目は骨盤の前後傾が出来るかどうかです。

以前のブログでもご紹介しましたが、骨盤にある仙腸関節は動いても数ミリしか動きません。

しかし、骨盤全体と考えると、前に倒したり後ろに倒す前傾・後傾の動きは可能です。

骨盤を前に倒す後ろに倒すといった動きは簡単なように思いますが、実際のところできなくなっている人が非常に多いです。

のちほど動画にて、骨盤前後傾の動きができているかの確認がありますので、ぜひご覧ください。

腰椎が前に傾くことも大事ですが、土台となる骨盤が動かなければ、先程の胸椎の時と同じで、反れたとしても腰には無理がかかってしまいます。

腰を自然に前弯させるためにも骨盤の機能も重要になります。

仙腸関節について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

ここから具体的な体操の方法についてお伝えしていきます。

ここを回復させてあげることで、この後の腰椎の生理的な前弯を取り戻すことができます。

①胸椎伸展動作

胸椎伸展動作のポイント

①正座の状態で両手を上に挙げてベッドに手を着く

②股関節と膝は一直線になるように

③胸をベッド側に近づける

④少しずつ可動域を増やしていく

②骨盤の前後傾の体操

骨盤の前後傾のポイント

①椅子に浅く腰掛ける

②腰に手を当てて骨盤の前後傾の誘導をする

③あくまで骨盤の運動。脊柱全体を動かさないように注意する

③多裂筋の運動

多裂筋の運動のポイント

④腸肋筋の運動

腸肋筋のポイント

ストレッチというよりはエクササイズになります。

筋肉の収縮と伸張を繰り返すことで組織の滑走が生まれ痛みの軽減に繋がります。

①椅子に座り、手を伸ばした状態で反対側の足首をタッチ

②タッチしたまま10~15秒、腰から背中にかけてストレッチ

③その後、身体を戻し腰を縮める方向に収縮させる。

④数回繰り返す

その後に、腰椎が前弯した位置で日常生活が送れるように身体の使い方を学習させます。

腰椎の前弯をキープする体操

前弯を維持するために以下の体操が有効です。

①前弯を維持してスクワット

骨盤前傾位をキープして行うスクワット

記事の中でいくつかの体操をご紹介しましたが、これらの動作が正確に行えるようになると、動作を行う際や重たいものを持つ際の腰への負担は大きく変わります。

日々の生活の中に取り入れて、腰の負担を減らしていきましょう。

まとめ

腰を痛めないために、必要な操作とは

・ウェイトリフティングの姿勢のように、腰椎の前弯が必要。

・前弯をキープするためには、胸椎と骨盤の動きが必要。

・胸椎も、骨盤もデスクワークによって機能が低下してる人が多い。

・これらを改善するためには、いくつかの体操を行うことが効果的。

持ち上げた時も腰椎の前彎と骨盤の前傾がキープされています

腰を守るためにウェイトリフティングの選手は自然とこのような姿勢をとっています。

また、それができない選手は、おそらく指導者からフォームの指導が入ってるかと思います。

しかし、それができるからこそ、あのような重量を支えられるわけで、人の背骨はそれだけのパワーを持っています。

生かすも殺すもあなた次第です。

人生80年、時代どころか、100年時代とも言われるような世の中です。

長い間、自分の身体と歩んでいくために今から対策をしていきましょう。

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この記事を書いた人

魚住 享平
魚住 享平urokoBodyCare院長
<資格>
柔道整復師(施術歴18年)

これまで培ってきた技術や解剖学に基づき施術を行っております。
クライアントのお話を伺うことも大好きなので身体のお悩みだけでなく、そのほかのお話も聞かせてください。

<出身> 富山県
<生年月日> 1988年6月30日
<血液型> O型
<趣味> ゴルフ、街歩き、お酒を飲むこと(ハイボール)、野球観戦

最近は仕事のあとに稲荷町・上野・浅草エリアを街歩きをして新しい飲み屋さんや行きたい場所を見つけることにハマっています