何をした訳でもなく40代~50代にかけて急増する腰痛。その原因と対策について施術歴18年の整体師がお答えします

みなさんこんにちは!

上野(東上野)・稲荷町の整体院urokoの魚住です。

さて今日のテーマは40〜50代から多くなる腰痛の原因についてのお話です。

突然ですが、こちらの数字をご覧ください。

40〜49歳で男性は56.9%、女性は45.6%

この数字が何を表すかご存知ですか?

「令和4年 国民生活基礎調査」によると、40〜49歳で男性は56.9%、女性は45.6%が腰痛を自覚しているという結果があります。

つまり40代になると半数近い人が腰痛を感じていることになります。

これは年齢が上がるにつれて更に増加するものと思われます。

はっきりとした原因がある方は別にして、基本的な生活スタイルが大きく変わっていない方もいらっしゃると思います。

それにもかかわらず、年齢とともに腰痛はなぜ増えるのでしょうか?

今回は40代から50代で増加する腰痛の原因やその対策についてお伝えしていきます。

あなたもこんな姿勢になっているかも…

姿勢によるもの

まず、1つ目の原因が姿勢による腰痛です。

姿勢が原因と言うと、

昔から姿勢が悪かったから関係ないのでは?

特別変わった事は無いから姿勢が原因と言われても…

とおっしゃる方もいると思います。

しかし姿勢から出る腰痛と言うのは急に出てくるものではありません。

針金を繰り返し曲げ続けると、ある時に突然折れてしまうのと同じで、繰り返しの負荷が加わった結果、耐えきれなくなり徐々に身体に現れてくるという感じです。

私も短時間であれば、悪い姿勢になるのは仕方がないとは思っています。

しかし長時間、長期間となれば別問題です。

人の身体の使い方の癖と言うのは、そう簡単に変わるものではありません。

仕事の姿勢、動きやすい体勢、机とイスの高さなど自分で変えられるもの、変えられないものと内的・外的要因とさまざまです。

そして何より問題なのが、その事に自分では気が付いていない人が多いことも問題です。

そのためurokoにご来院された方でもカラダの問題をお伝えした時に「そんな事初めて言われました」と仰る方も非常に多いです。

気が付かないうちに長時間や長期間悪い姿勢を繰り返すことによって、徐々に筋肉や関節に負荷がかかり、最終的には痛みにつながっているのです。

運動不足によるもの

1人でも出来るボルダリング。息抜きには良いかも?

40代や50代は仕事や子育て、介護など仕事でも主力として働くことが多い世代です。

その結果、自分の身体に費やす時間は限定されケアは後回しになりがちです。

しかし人間は20歳頃をピークに身体の機能は衰え始めると言われています。

身体の衰えが出始める40代や50代の人が運動不足になると、

身体の機能低下のタイミングと忙しさによる身体の機能低下が重なり腰痛が起こりやすいのです。

また体型の変化が起こりやすいのもこの年代です。

体型が変わるのは仕方がないとしても、身体が大きくなったのに関わらず、筋力は低下していては身体が支えられず不調をきたすのも仕方ありません。

ストレスによるもの

これは運動不足で出た理由と近いところはあるのですが、仕事やプライベートでもフル回転で働き、人間関係も上司と部下に板挟みの状態。

勤務歴が長くなることで求められることも高くなり知らず知らずの間に身体はストレスを感じています。

(この辺りも社会人はストレスがかかるのが普通で皆こんなものだと思っている方も多いですが)

確かに自分の力ではどうしようもない問題もあります。

ただストレスがかかっているのであれば、その分の対策は必要です。

攻撃を受け続けるだけでは、いつかダウンしてしまいます。

そのための防御方法や回復の方法を知ることが必要です。

施術をしているから分かるのですが

ストレスを感じやすい方は頭皮や顔周りの筋肉がこわばる事が多いです。

その中でも周囲に気を使われる方や心優しい方ほど硬くなっていることが多いように思います。

ストレスが高くなると言う事は身体の内部では交感神経が興奮し、緊張状態でいる時間が長くなります。

血管は収縮、筋肉は緊張、身体が休まりません。

40代から50代は自分に費やす時間が少なくなることで、リラックスタイムも確保できない方が多いことも1つの大きな原因になります。

ここで1人uroko(ウロコ)に現在通院されている方の例を挙げます。

40代Aさんは最近職場での役職が上がり部下を7、8人抱えることになりました。

もともと自分の仕事も多かったのですが、部下を抱えることになり、後輩の指導や、部下の面談、数字面の管理、上司からのプレッシャーなどが最近強くなっていることを感じています。

プライベートでも小学生と中学生の2人のお子さんを育てています。

休みの日は下の子の習い事の(武道)に一緒に参加したり、遊びに連れて行ったり、家事にも積極的なので休みの日は、料理を作ったり自分のためと言うよりは、常に人のために動いていらっしゃるような方でした。

数年前から腰痛や背中の痛みを感じるようになります。

ここ最近は歩いていても、振動が腰や背中に直接伝わってくるような状態となったそうです。

また平日は長時間のデスクワークのため首や肩は固まり、物を飲み込む時も喉の引っかかりや違和感まで感じるようになります。

この方の場合も仕事での役職が上がったと言う変化はあったものの、具体的に痛くなるような理由は何もありません。

みなさんも、ある日突然痛みが出たというような今回のケースに当てはまるようなところもあるのではないでしょうか?

ここまでは40代から50代の方に、なぜ腰痛が増えるのかについてお伝えしてきましたが、ここからは忙しい中でもどのように身体のケアをすれば良いのか?についてお伝えしていきます。

定期的な運動

ウォーキング・ランニングもコストが掛からず1人で始められるのでオススメ

まずは定期的な運動です。月並みな答えかもしれませんが40代から50代にとっては非常に重要なことです。

運動はまずは手始めにウォーキングから始めましょう。

ウォーキングするメリットとはウォーキングをすることで、骨盤や背骨に刺激が入り、自律神経が整いやすくなる。

またウォーキングすることで全身の血流を改善させたり、骨密度を高めるために一定の効果があるとされています。

一回20~30分を週3回目安に取り入れてみましょう。

アメリカの予防医学会では週に150分という目安が出ていますが、忙しい方はまずは短時間でも良いので週2~3回のウォーキングから始めましょう。

背骨を動かす

背骨を動かすことも非常に重要なことです。

デスクワークが続くと、脊柱は固まりがちです。

現代人の多くはデスクワークに従事していますし、それ以外の方でも背骨は硬くなっている人は非常に多いです。

背中に分布する神経は背骨から左右に広がっていきます。背骨の動きが低下することで、神経の機能が低下したり、痛みを感じやすくなることがあります。

背骨が動くだけでも背中の筋肉や関節を機能維持することができるので、毎日背骨を動かす習慣をつけると言う事は非常に大切なことです。

具体的な運動は下記の動画をご覧ください。

ストレスケア

昨年初めて行ったサウナしきじ。高温のサウナで整うのもストレスケアに

最後にストレスのケアです。

こちらが1番難しいところなのですが現代人は、ストレスにより交感神経が優位になりがちと言われています。

それを避けるためにはリラックス出来る時間を作ることが重要です。

人によってリラックスできる時間と言うのは様々です。

おいしいものを食べる時、友人と話をしている時、お風呂にゆっくり浸かっている時。

手段はなんでもOKです。

これらの時間は副交感神経が優位になっています。

通常、人間は中枢への血流が優先されており、末梢へ血流を促すには副交感神経が優位になる必要があります。

忙しい方にこのような時間を作ってくださいっていうのはなかなか難しいことだとは思います。

しかし自分の時間を1日の中で少しでも作るということが身体のケアにつながりますし、

自分が動けなくなってしまった時のことを考えてみてください。

支えたい人・やりたい事・目的は達成出来そうですか?

動けない時間を作る事の方が損失のように思いませんか?

そう考えれば自分の時間を作ることが、結果として人の為にも自分の為にもなるのです。

私は院のコンセプトにも掲げていますが、セルフケアできるようになる事が整体の一番の目的だと感じています。

しかし痛みや身体の不調に悩む方からの相談で多いのは、「自分では何をしていいかわからない…」と言う悩みです。

確かに、世の中には様々なセルフケアがSNSを見れば溢れています。

ただそれは一般的なケアであり、自分に当てはまるかは別問題です。

組み合わせが必要な事もあります。

自分の身体に当てはまらないものを闇雲に続けても、効果は出ません。

自分に何が必要なのか、どういった癖があるのか、そういうものを見極める手段としては整体を受けると言うのも非常に良いことだと私は思います。

その結果、自分でセルフケアが出来れば日ごろの調子は維持しやすくなります。

何よりもセルフケアのモチベーションが上がると思います。

多くの方がセルフケアのモチベーションが上がらない理由は「変化を感じられない」からです。

変化を感じるのであれば、多くの人は続けられます。

その場所を探すための手段として、整体を利用していただくのも良いと思います。

この記事を書いた人

魚住 享平
魚住 享平urokoBodyCare院長
<資格>
柔道整復師(施術歴18年)

これまで培ってきた技術や解剖学に基づき施術を行っております。
クライアントのお話を伺うことも大好きなので身体のお悩みだけでなく、そのほかのお話も聞かせてください。

<出身> 富山県
<生年月日> 1988年6月30日
<血液型> O型
<趣味> ゴルフ、街歩き、お酒を飲むこと(ハイボール)、野球観戦

最近は仕事のあとに稲荷町・上野・浅草エリアを街歩きをして新しい飲み屋さんや行きたい場所を見つけることにハマっています