腰痛と水分補給の関係 整体師が教える椎間板・血流・老廃物への影響

腰痛と水分補給の関係とは?上野・稲荷町の整体師が教える水の正しい飲み方とは?サムネイル画像
この記事でわかること

・水分不足が腰痛を悪化させる具体的なメカニズム(血流・椎間板・老廃物処理)

・椎間板の髄核が水分でできていて、脱水がクッション機能を低下させる理由

・整体施術の前後に水を飲むべき理由

・腰痛がある人に適した水の種類(軟水・硬水の違い)

・1日の水分補給量の目安とこまめに飲む習慣の作り方

みなさんこんにちは!

上野(東上野)・稲荷町の整体院urokoBodyCareの魚住です。

今日は腰痛と水分補給の関係性についてのお話です。

みなさんは普段、水分補給はどのようにされていますか?

近年、水分補給の重要性が謳われることが多く、意識的に摂取するようにされている方もいらっしゃると思います。

しかし水分が大事と言う事はわかっても、なぜ水を取る必要があるのか?

水を取ることでカラダの中ではどのような変化が起こっているのか?

これに関しては分かっていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は腰痛で悩む方が、なぜ水分補給が必要なのかと言うことについて業界歴18年以上の整体師が解説いたします。

\今だけ初回施術料30%Off/

この記事を書いた人

魚住享平

整体院urokoBodyCare院長

<資格>

柔道整復師(施術歴19年)

メディセリスト

のべ3万人以上の施術経験と解剖学に基づき施術を行っております。

水を飲む女性のイメージ画像

人間のカラダは約65%が水分でできています。

この水分は血液や血液以外の細胞液、細胞など様々な場所で使われています。

水分が不足することで、血液や細胞液などがうまく合成されなくなります。

実際に水分不足の方の身体を触った時に筋肉の場合、水気がなく繊維っぽく感じる方もいらっしゃいます。

カラダの中では1日に2~2.5リットルの水が必要と言われています。

食事で1.2リットル、体内で合成される水が0.3リットル水分として摂取する必要があるのは1~1.5リットルと言われています。

このように考えると水分として補給するのは1リットルになるのですが、偏った食事をとっていると水分補給が不足するので、その場合はさらに多めの水分が必要となります(年齢や体質によって必要量は異なるので注意)

上野・稲荷町の整体院urokoBodyCareでの施術風景の画像

ここまで水分の重要性をお伝えしました。

ここからは水分が不足した場合に、カラダの中ではどういったことが起こっていのか?をお伝えします。

先ほどお伝えしたように、水分が不足すると血液や細胞の合成が正常に行われなくなります。

そうなると血液はドロドロになり、その他の細胞を満たす細胞液も粘度が高いものとなるでしょう。

血液は酸素の運搬も担っています。

血液がドロドロになることで、毛細血管などの細い血管へ酸素を運ぶことが難しくなります。

酸素の運搬が行き届かないと言う事は酸素不足を感じた組織が反応し、痛みを感じやすくなってしまうと言うことです。

組織間の水分量が減り、滑りが悪くなるため滑走障害も起こりやすくなるでしょう。

水分不足と腎臓・肝臓に与える影響をまとめたインフォグラフィック

水分不足がカラダに与える影響として、忘れてはならないのが肝臓腎臓への負担です。

まず腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な塩分を尿として体外へ排出する、いわばカラダの「浄水器」のような臓器です。

水分が不足すると血液が濃縮されてろ過の効率が落ち、老廃物が体内に蓄積されやすくなります。

腎臓は腰の背中側に左右1つずつ位置しているため、腎臓への負担が増すことで腰まわりの重だるさや張り感として感じられることもあります。

次に肝臓は、消化管から吸収された有害物質や老廃物をまず分解・無毒化する役割を担っています。

この分解処理の過程でも水分は不可欠です。

水分が不足すると肝臓での処理効率も下がり、全身に疲労感が蓄積しやすくなります。

施術によって筋肉や関節がほぐれると、血流やリンパの流れが促進され、それまで滞っていた老廃物が動き出しやすくなります。

このタイミングで十分な水分が補給されていないと、肝臓・腎臓の両方に普段以上の負担がかかってしまいます。

施術後に「しっかりお水を飲んでください」とお伝えするのは、こうした理由もあるからです。

腰痛の改善・予防のためだけでなく、肝臓・腎臓というカラダの重要な解毒・排泄システムを守るためにも、日頃からこまめな水分補給を心がけましょう。

椎間板の水分が豊富であることをイメージした画像。

腰痛と水分の関係を語るうえで欠かせないのが、脊椎の骨と骨の間にある椎間板の存在です。

椎間板の中心部の髄核(ずいかく)は、健康な状態では重量の66〜86%が水分で構成されています(NCBI Bookshelf / StatPearls)。

この水分がジェル状のクッションとなり、立つ・歩く・重いものを持つといった日常動作で脊椎にかかる衝撃を吸収しています。

ところが加齢や慢性的な水分不足が続くと、髄核の水分量が徐々に失われていきます。

水分が減った椎間板は高さが低くなり、クッションとしての機能が低下します。その結果、脊椎への負担が増して腰痛につながりやすくなるのです。

椎間板はそれ自体に血管がなく、栄養や水分は周囲の組織からの拡散(じわじわと染みこむような仕組み)に頼っています。

そのため血液循環が悪くなると椎間板への水分・栄養供給が滞りやすく、これも水分補給とカラダを動かすことの両方が大切な理由のひとつです。

では次にどんな水分がカラダに適しているのでしょうか?

もちろんご存知だとは思いますが、緑茶やコーヒーはカフェイン、ビールなどのアルコールも処理分解に水分が必要とされますし、どちらも利尿作用もあるので水分補給は適していません。

夜に施術を受けて、その直後にすぐにビールなんて言うのはリラックスは出来るかもしれませんが、施術効果を考えればあまりオススメ出来ません。

スポーツドリンクなども良いのですが、糖分が過剰に入っていたり、人工甘味料、不必要なものが含まれている可能性があるので施術中や前後には適していません。

施術の前後に関しては、やはり純粋な水が良いと思われます。

しかし水の中でも軟水や硬水、アルカリ性の高いもの、酸性寄りなど様々な水があります。

施術の前後であれば栄養分を考えずに飲みやすいお水で良いと思います。

しかしこだわるので、あれば硬水でミネラル豊富なものがオススメです。

日本に多い軟水は非常に飲みやすい事はメリットです。

その分カルシウムやマグネシウムといった筋肉の動きに必要なミネラルが含まれる量が少ないと言うのがデメリットです。

硬水にはカルシウム・マグネシウムが豊富に含まれており、これらのミネラルが不足すると筋肉が痙攣しやすくなると言われています。

足がつったり、すぐに疲れてしまう人はミネラル分が不足している可能性もあります。

硬水を飲むことでカルシウム・マグネシウムを普段から定期的に摂取できるので、オススメの手段の1つです。(食事からの摂取も重要)

水分補給をする女性

今回は腰痛の方がなぜ水分補給が必要なのか?

また水分摂取をするときはどんなお水が良いのかについてお伝えしました。

もちろん、これは施術前後だけではなく、普段からの水分補給の問題です。

冒頭でお伝えしたように水分を食事以外で1~1.5リットルほど摂取することを心がけることが重要です。(年齢や体質によって異なる)

その際に軟水よりは硬水を摂取した方がミネラル分が同時に摂取できます。

食事が乱れがちな人や足がつりやすい人、カラダの疲労感を感じる人は、そちらも同時に意識できると良いですね。

ぜひ普段の生活や施術を受ける際の参考になさってください!

腰痛のことでお困りの際は上野(東上野)・稲荷町の整体院urokoBodyCareまでご相談ください!

\今だけ初回施術料30%Off/

40代・50代から増える腰痛の原因について解説しています。

40代・50代の腰痛が増える原因とは?今日からできるセルフケアを施術歴19年の柔道整復師が解説【上野・稲荷町】

整体院 urokoBodyCare|上野・稲荷町で腰痛・肩こりで整体をお探しの方はurokoへ

腰痛がある人は1日どのくらい水を飲めばいいですか?

般的に食事以外の飲料水として1〜1.5リットルを目安にこまめに摂取することが推奨されています。

ただし年齢・体格・活動量・季節によって必要量は異なります。

一度にたくさん飲むよりも、少量をこまめに飲む習慣をつけることが大切です。

特に腰痛でお悩みの方は水分不足が症状を悪化させる場合があるため、意識的に摂取するようにしましょう。

整体施術の後にお水を飲むように言われるのはなぜですか?

整体を受けて筋肉や関節がほぐれると、それまで滞っていた老廃物が血液やリンパ液の流れに乗って一気に動き出します。

このタイミングで水分を補給することで、老廃物が肝臓・腎臓へスムーズに運ばれて排出されやすくなり、施術の効果をより高めることができます。

逆に水分が不足していると老廃物の処理が滞り、だるさや疲労感として残ってしまうことがあります。

コーヒーやお茶では水分補給になりませんか?

コーヒーや緑茶に含まれるカフェイン、ビールなどのアルコールには利尿作用があるため、飲んだ以上に水分が体外へ排出されてしまいます。

水分補給が目的であれば、純粋なお水が最も適しています。

特に整体施術の前後はカフェイン・アルコールを避け、お水を飲むようにしてください。

日常的な水分補給としてもお水を基本にすることをおすすめします。

硬水と軟水はどちらが腰痛に良いですか?

ちらも水分補給としては有効ですが、こだわるのであれば硬水がおすすめです。

硬水にはカルシウムやマグネシウムといった筋肉の働きに必要なミネラルが豊富に含まれており、足がつりやすい方や疲れが抜けにくい方に特に向いています。

一方、日本で一般的な軟水は飲みやすさが大きなメリットです。

普段の飲みやすさを優先するなら軟水、ミネラル補給も兼ねたいなら硬水と使い分けるのもよいでしょう。

水分補給だけで腰痛は改善しますか?

水分補給は腰痛の予防・改善をサポートする大切な習慣のひとつですが、それだけで腰痛がすべて解消されるわけではありません。

腰痛の原因は筋肉・関節・姿勢・生活習慣など多岐にわたります。

水分補給は血流改善・老廃物排出・椎間板のクッション機能維持などに役立ちますが、根本的な改善には専門家による施術や適切なケアが必要です。

腰痛が続く場合はお気軽にご相談ください。

腰痛に関する記事はこちらもオススメです。

腰痛と横隔膜の意外な関係性についてお伝えしています!

腰痛と呼吸の意外な関係。腰痛緩和のカギは横隔膜と呼吸にあり?

整体院 urokoBodyCare|上野・稲荷町で腰痛・肩こりで整体をお探しの方はurokoへ

参考文献

Raj PP. Intervertebral disc: anatomy-physiology-pathophysiology-treatment. Pain Pract. 2008 Jan-Feb;8(1):18-44. PMID: 18173430 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18173430/

Yang B, Wendland MF, O'Connell GD. Direct quantification of intervertebral disc water content using MRI. J Magn Reson Imaging. 2020;52(4):1152-1162. PMID: 32338812 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32338812/

※NCBI Bookshelf (NBK470583) / StatPearls「Anatomy, Back, Intervertebral Discs」https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK470583/

Armstrong LE, Johnson EC. Water Intake, Water Balance, and the Elusive Daily Water Requirement. Nutrients. 2018;10(12):1928. PMID: 30563134(1日の総水分摂取量の個人差に関して) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30563134/

この記事を書いた人

魚住 享平
魚住 享平urokoBodyCare院長
<資格>
柔道整復師(施術歴19年)

これまで培ってきた技術や解剖学に基づき施術を行っております。
クライアントのお話を伺うことも大好きなので身体のお悩みだけでなく、そのほかのお話も聞かせてください。

<出身> 富山県
<生年月日> 1988年6月30日
<血液型> O型
<趣味> ゴルフ、街歩き、お酒を飲むこと(ハイボール)、野球観戦

最近は仕事のあとに稲荷町・上野・浅草エリアを街歩きをして新しい飲み屋さんや行きたい場所を見つけることにハマっています