「季節の変わり目の体調不良」の原因とセルフケア4選【腰痛・頭痛・だるさ対策】

今年初の桜。春が近づいてきてますね!

季節の変わり目になると、なぜか身体がだるい、腰が痛い…そんな経験はありませんか?

実はこれ、気圧の変化が大きく関係しています。

今回は季節の変わりに起こる体調不良や腰痛・自律神経系の症状についてお伝えします。

みなさんも、このような経験ありませんか?

・季節の変わり目は、なんとなく身体がだるい・重い

・普段痛む場所が、いつも以上に痛む

・関節の節々が痛む

・頭痛やめまいが起こる

・古傷が痛む

こういった症状は、年齢が増すごとに症状を訴える方の数も増加し、また季節の変わり目や気候の変化によって起こりやすくなります。

では、なぜこういった身体の不調が出やすいのか?またどのような対策をすれば、季節の変わり目にも対応できるのか?

上野・稲荷町で整体院urokoBodyCareを経営する、業界歴18年以上の柔道整復師・整体師が施術の経験や最新の論文の情報もとにお伝えしていきます。

下谷神社の花手水。彩り鮮やかで素敵です。
季節の変わり目に起こる体調への影響。体調不良の原因をまとめたインフォグラフィック

まず最初に季節の変わり目にカラダの不調が起こりやすくなる理由からお伝えします。

春先の気候は、移動性の高気圧と発達した低気圧が交互に来ることが多いため、気圧が短期間で急激に変化することが特徴です。

出典:同上(佐藤純ら)+ 日本生気象学会コラム(2025年1月) https://seikishou.jp/column/column-1666/

心臓副交感神経系が弱まっている人(高齢者・肥満者・ストレスが多い者など)は、大気圧変化に伴い交感神経系が刺激され、気象病や天気痛の症状が悪化する可能性がある。

予防には、日常生活において副交感神経系の活動水準を高めること、自律神経系のバランスを良好に保つことが重要とされている。

通常カラダは自律神経の調整を細かく行いながら対応しようとするのですが、短期間で急激な変化に対応できず、自律神経系の不調を訴えやすくなります。

年齢を重ねるごとに調整が難しくなってくるため、40~60代位の方は仕事やプライベートでの忙しさも相まってより敏感に反応してしまう方も多いです。

実際に研究でも気圧や気温の変動で、心拍数、血圧、自律神経活動、呼吸循環器の反応などが変化することが結果として出ています。

血圧が高くなれば、頭痛やめまい、肩こりなどの症状が出たり、自律神経が乱れれば、不眠や身体が常にだるいといったような症状も出やすくなります。

出典:

田中誠人ら「大気圧の変化が安静時生理指標に及ぼす影響」 日本生気象学会雑誌 61巻1号, 2024年 https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikisho/61/1/61_9/_article/-char/ja

健康な成人男性42名を対象に、大気圧の変動と心拍数・心臓自律神経調節・血圧・酸素摂取量の関係を検討した結果、前日からの気圧変化が5hPa以上あった条件で、心拍数・副交感神経指標(lnHF)・拡張期血圧に有意な差が認められ、大気圧変化が安静時の生理指標に有意な影響を与えることが明らかになった。

このようなことが原因で季節の変わり目では、カラダの不調や腰痛がを起こりやすくなっています。

雨が降る中でたたずむ女性のイメージ画像。低気圧。体調不良。

気圧の変化に関してもう少し深堀りしていくと

通常はカラダの外から内側に圧力がかかっていますが、気圧の低下すると逆の現象が起こります。

カラダの内側から外に圧がかかるようになり、血管が拡張するようになります。

そうなると血圧が下がり、脳や末梢の血流量が低下します。

その結果、ぼーっとしたり、なんとなくの身体のだるさを感じる、肩こり、腰痛などにつながります。

また血管から血漿(水分)が細胞に出ていくこととなるので、その結果むくみが起こり、神経が圧迫される事で痛みに繋がります。

みなさんが気候の変化が大きい時にカラダの不調や腰痛を感じやすいのはこういったことが影響しているのです。

また近頃は花粉症の症状を訴える方も多く、鼻が詰まっていたり、呼吸が浅くなっているケースも多いので、さらに酸素を取り込みづらくより呼吸を頑張ろうとして、首や肩周りの筋肉が緊張することで、普段通りの生活をしていても疲れやすく感じてしまいます。

痛みを感じるのは組織に十分に血流(酸素)が行きわたらない事が原因で起こります。

腰痛の場合も同じで、先ほどお伝えしたように自律神経が乱れて交感神経が優位になると血管は収縮し、末梢への血流量が低下します。

元々腰痛の方はもちろん、日頃腰痛を感じていてない人でも腰まわりの筋肉・関節・皮下組織などの血流が低下することで酸素が運搬されなくなり、痛みセンサーが反応し痛みを感じます。

また日中は暖かくとも朝晩には冷えることも多いので、さらに血管が収縮しやすくなり、さらに腰痛は悪化する傾向にあります。

「腰痛や体調不調は朝方が多い?」

そんな悩みに関してお答えしています。

よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

「朝の腰の痛み」痛くなる原因と今日から出来る起床時の腰痛の対策6選。

urokoBodyCare|上野で腰痛・肩こりで整体をお探しの方はurokoへ

では、ここからは腰痛や季節の変わり目の体調不良に対してできるセルフケアを4つお伝えします。

腰痛や季節の変わり目の体調不良へのセルフケア①   入浴

1つ目の対策はお風呂につかることです。

40度ほどのぬるめのお湯につかることで、副交感神経が優位になり、血管が拡張して末梢にも血液が行き渡るようになります。

またお湯につかることで、圧力が体の外から内側にかかり、浮腫やリンパ液の循環も促してくれます。

腰痛や季節の変わり目の体調不良へのセルフケア②散歩

朝の散歩も自律神経を整えるのには効果があります。

できれば起床後1時間以内に15分から30分ほど歩くことでセロトニンの分泌が促進されます。

このセロトニンが夜寝る頃にはメラトニンに変わり、睡眠に移りやすい状態を作ります。

また朝日を浴びることで、人間の体内リズムがリセットされ、スムーズに交感神経に切り替わりやすくなります。

腰痛や季節の変わり目の体調不良へのセルフケア③ 耳を回す

気圧の変換を感じるのは、耳の奥にある内耳と呼ばれる部分です。

急激な気圧の変化を感じた際に脳がそれがストレスと捉え、交感神経が優位になりがちです。

中部大学・佐藤純教授のグループは、マウスの内耳の前庭器官に気圧の変化を感じる場所と能力があることを世界で初めて発見。

内耳で感知した微妙な気圧変化が脳に伝わることで、痛みや気分の落ち込みなどの不調を引き起こす可能性が示唆された。

内耳が誤作動を起こさないように、耳をつまんで、前回し、後ろ回しなどをしておくことで、内耳への血流が促されて内耳の機能が正常に働きやすくなります。

また、耳や顔の周りには神経も集中しているので刺激を入れることで、交感神経や副交感神経のスイッチが切り替わりやすくなります。

腰痛や季節の変わり目の体調不良へのセルフケア④ 側頭骨をほぐす

骨をほぐすというのはイメージが付きづらいかもしれませんが、有効な方法の一つです。

この方法は具体的なエビデンスはありません。

しかし日頃、多くの方の施術を行っていると、側頭骨と頭頂骨、蝶形骨を結ぶ鱗状縫合もデスクワークやストレスを多く感じている方は、骨の継ぎ目の間隔が狭くなってくる方が非常に多いです。

大人になれば縫合は動くものでは無いとの考えもありますが、現場に出ていて施術をしていて、この部分をほぐしてあげることで、首周りの緊張もほぐれやすくなり、力が抜けやすいように思います。

まずは椅子に座ってほお骨を指先で触り、下から滑らせるように上の方に触っていくと、骨が少し盛り上がる部分が感じられると思います。

そこのやや上に鱗状縫合と呼ばれる、骨の継ぎ目があります。

鱗状縫合を見つけたら、手の根本の部分を当てて皮膚を下から上に持ち上げます。

そのまま滑らないように手の位置は変えずにカラダは脱力し、支えている手を天井方向に軽く持ち上げるようにします。

そのまま20~30秒ほどキープします。

この時にズーンと頭の中に響くような感覚があれば、正しく触れられていると思います。

テーブルでほおづえを付くようにテーブルで肘を支えてあげると行いやすくなります。

このマッサージを行うことで頭頂骨を引き上げ骨を正しい位置に戻すことができます。

結果として内耳への血流も通りやすくなり、内耳の機能を正すことに繋がります。

季節の変わり目は、気圧の変化や気温の変化で、腰痛や体調不調が起きやすい時期です。

しかし全くもって対策が出来ない訳ではありません。

出来る限り自分でコントロールできる部分は対策し、少しでも不調の日を減らせるように努力していきましょう。

また整体で背骨の周りを整えたり、骨格の調整を行うことで神経の働きも正常化し、自律神経も整えやすくなるのでオススメです。

季節の変わり目の不調でお悩みの方は上野(東上野)・稲荷町の整体院urokoにご相談ください。

院での施術はもちろんご自身で出来るセルフケアにも力を入れております。

やみくもな対策を行うよりは個々に必要なケアを行うことが最短距離でカラダを整えるコツです。

必要なセルフケア方法について知りたいという方は上野(東上野)・稲荷町の整体院urokoBodyCareにご相談ください。

季節の変わり目に体調が悪くなるのはなぜですか?

気圧や気温が短期間で急激に変化することで、自律神経がうまく対応できなくなるためです。

特に移動性高気圧と低気圧が交互に来やすい春先は変化が大きく、血圧・血流・心拍数などに影響が出やすくなります。

季節の変わり目の体調不良はいつ頃まで続きますか?

個人差はありますが、気圧が安定する時期(春なら5月のゴールデンウィーク前後)になると症状が落ち着く方が多いです。

ただし自律神経の乱れが慢性化している場合は、季節をまたいで症状が続くこともあります。

低気圧のときに腰痛がひどくなるのはなぜですか?

気圧が下がると体の内側から外への圧力が強まり、血管が拡張して末梢への血流が低下します。

血流が減ると筋肉や組織に酸素が行き届かなくなり、痛みセンサーが反応しやすくなるためです。

耳を回すと気圧の変化による不調に効果があるのはなぜですか?

気圧の変化を感知するのは耳の奥にある「内耳」です。

耳を回すことで内耳周辺の血流が促され、内耳が正常に機能しやすくなります。

また耳周辺には神経が集中しているため、刺激を加えることで自律神経のバランスも整いやすくなります。

整体に行くと季節の変わり目の体調不良は改善しますか?

整体で背骨周辺や骨格を調整することで神経の働きが正常化し、自律神経が整いやすくなります。

セルフケアと合わせて施術を受けることで、症状が出にくいコンディションを作るサポートができます。

腰痛の原因の一つである「皮下組織」聞き馴染みのない組織が、どのようにして腰痛に繋がるのかを解説しています。

合わせてご覧ください。

この記事を書いた人

魚住 享平
魚住 享平urokoBodyCare院長
<資格>
柔道整復師(施術歴18年)

これまで培ってきた技術や解剖学に基づき施術を行っております。
クライアントのお話を伺うことも大好きなので身体のお悩みだけでなく、そのほかのお話も聞かせてください。

<出身> 富山県
<生年月日> 1988年6月30日
<血液型> O型
<趣味> ゴルフ、街歩き、お酒を飲むこと(ハイボール)、野球観戦

最近は仕事のあとに稲荷町・上野・浅草エリアを街歩きをして新しい飲み屋さんや行きたい場所を見つけることにハマっています