呼吸が浅いと腰痛になる?横隔膜の機能と腰痛の関係を上野の整体師が解説

呼吸が浅いと腰痛になる?横隔膜の機能と腰痛の関係を上野の整体師が解説
この記事でわかること

・慢性腰痛と呼吸が関係している理由

・横隔膜が体幹の安定にも関わっていること

・自分でできる横隔膜のセルフチェック方法

・胸式呼吸が首や肩のこりにもつながる仕組み

みなさん、こんにちは!

上野・稲荷町の整体院urokoBodyCareの魚住です。

さて今日は慢性腰痛と呼吸の関係についてのお話です。

・最近、疲れが抜けにくくなってきた…

・呼吸が浅く息が据えていない感覚がある…

・デスクワークが続くと頭に酸素が回らない感覚がある…

・慢性的な腰痛が続いている…

これらは、どれも当院にいらっしゃった方がカウンセリングの際に訴える事の多い悩みです。

どれも腰や背中、首肩の問題のように思われるかもしれません。

しかし、これらの症状が全て呼吸が関わっているかもしれないと言われると信じられますか?

今回は呼吸と慢性的な腰痛や首や肩の痛みがなぜ呼吸と関係があるのか?

その辺りについて上野・稲荷町の整体院urokoBodyCareの魚住が解説していきます。

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この記事を書いた人

魚住享平

整体院urokoBodyCare院長

<資格>

柔道整復師(施術歴19年)

メディセリスト

のべ3万人以上の施術経験と解剖学に基づき施術を行っております。

呼吸と横隔膜、腰痛の関係性を表したイラスト

まず初めに、呼吸と腰痛がなぜ関係しているのかについてお伝えします。

呼吸をする際は、横隔膜が上下することで空気を肺に取り込みます。

また横隔膜が空気を吸って下がる時は肋骨も左右に広がるのですが、これが最近出来ていない人が多いように思います。

いわゆる横隔膜を使わず胸だけで呼吸をする胸式呼吸のタイプです。

「別にこれでも呼吸ができるのなら問題ないのでは?」

と思われるかもしれません。

しかし、横隔膜の機能は呼吸するためだけではありません。

我々は座っている時も体幹を安定させることで身体を支えています。

この時に働くのが横隔膜を始めとした骨盤底筋、腹横筋、多裂筋といったインナーマッスルです。

インナーマッスルの役割は「安定」「支える・支持する」といった長時間同じ姿勢を安定させることです。

このインナーマッスルの働きが落ちると、体幹が不安定になり外側の筋肉である脊柱起立筋や背中、胸の筋肉といった日頃みなさんが問題を抱えやすい部位が疲れやすくなります。

そのため、日頃から横隔膜などのインナーマッスルが働きやすい状況作る事が腰痛の予防になるのです。

その第一歩となるのが呼吸なのです。

横隔膜や肋骨の機能を確認する女性の画像。

では一緒に横隔膜が適切に働いているのか確かめてみましょう。

横隔膜の機能をチェックするのには簡単な方法があり、両手の手のひらで肋骨の下側を包むように触ります。

この状態で深呼吸をします。

深呼吸をした時にチェックして欲しいことは2つあります。

1つ目は肋骨が左右に広がるかどうか?

2つ目は息を吸い込んだ時にお腹が膨らむか?

この2点です。

明らかに左右に広がっていく感覚が分かれば合格ですが、わずかに反応する位であれば、不十分です。

また息を吸い込んだ時に、お腹が膨らまない人もしばしば見かけます。

通常であれば息を吸い込むと横隔膜が下に下がり内臓も下側に押し込まれるため、お腹は膨らむはずです。

しかし横隔膜の機能が低下していると変化がないか、人によってはお腹が凹んでしまう方もいます。

実際に自分のカラダで行ってみて、横隔膜がしっかり機能しているかチェックしてみて下さい。

上手く働かない人は、すでに腰痛があるか、これから腰痛になってしまうリスクがあります。

腹筋と皮下組織が癒着している様子を表したイラスト

呼吸が正しく出来ず、「横隔膜の機能が低下すると、腸の蠕動などにも影響がある?」こうした横隔膜と腸の関連を指摘する報告もありますが、まだ研究が少なく仮説段階です

横隔膜の下には肝臓や胃があり、その下方には大腸や小腸があります。

通常であれば横隔膜が上下する事で適度にこれらの組織にも刺激が入り、腸であれば蠕動が促されるはずです。

しかし胸式呼吸を続けていると刺激が伝わらず腸の蠕動も低下します。

さらに長時間のデスクワークにて腹部が圧迫し続けられる事で腹部の筋肉や皮下組織、皮膚の癒着も起こり始めます。

この状態が続くとカラダが前方に引っ張られて、腰にも負担を掛けてしまします。

人によっては重心位置が変わってくるため、歩き方すらも変化してしまう場合もある位です。

あくまでこの話は研究段階であったり、私の施術での経験を踏まえての話になります。

しかし、腹部の施術を行うことで腰がラクになるという方は少なくありません。

正しい呼吸を行い、腹部の負荷を減らす事が腰痛の予防に繋がるはずです。

呼吸が浅く首や肩にも影響が出ている女性の画像

ちなみに横隔膜の機能の低下は腰だけでなく、首や肩にも影響が出るという事もお伝えします。

通常は横隔膜を使った腹式呼吸を行っていますが、最近は胸だけで呼吸する胸式呼吸になっている人も多く見かけます。

椅子に長時間座っている事で横隔膜が上下しづらい事も影響しているのでしょう。

胸式呼吸でも息は出来るので、生死に関わる事はありません。

しかし、胸式呼吸が続くと呼吸の効率が落ちるため、代わりに首や肩の筋肉を使って呼吸を補うことになります。

元々、猫背、ストレートネック、巻き肩などに悩んでいる人が更に呼吸でも首や肩の筋肉を酷使するとどうなるでしょうか?

さらに首や肩の筋肉のコリや張りは強化されることでしょう。

呼吸は腰痛だけでなく首や肩にも悪影響を及ぼす事があるのです。

腰痛と呼吸の関係性を伝える整体院urokoBodyCareの魚住。

今回は、慢性腰痛と呼吸の関係について、横隔膜の働きを中心にお伝えしました。

呼吸は「肺に空気を取り込むための動作」というだけでなく、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋といったインナーマッスルと連動しながら、座っている時や立っている時の体幹の安定にも深く関わっています。

この横隔膜の働きが低下し、胸だけで呼吸をする胸式呼吸が習慣化すると、体幹を支える力が弱まり、その分を脊柱起立筋や背中・首・肩まわりの筋肉が代償することになります。

これが慢性腰痛だけでなく、肩こりや首のこり・張りにもつながっていく仕組みです。

まずは今回ご紹介したセルフチェックで、ご自身の呼吸のクセを確認してみてください。

両手のひらで肋骨の下側を包むように当てて深呼吸をした時に、肋骨がしっかり左右に広がるか、お腹が自然に膨らむか。

この2点を意識するだけでも、ご自身の呼吸パターンへの気づきが得られるはずです。

セルフチェックで胸式呼吸の傾向が見つかった方も、焦る必要はありません。

日頃から呼吸を意識する習慣を少しずつ積み重ねていくことが、腰や首肩の負担を減らす土台になります。

ただ、長年のクセになっている呼吸パターンや、腹部・肋骨まわりの筋肉や皮下組織の癒着は、ご自身だけで変えていくのが難しい場合もあります。

セルフケアを続けても改善を感じにくい、そんな時は上野・稲荷町の整体院urokoBodyCareまでお気軽にご相談ください。

横隔膜まわりのアプローチを含め、お一人おひとりの呼吸のクセに合わせた施術とセルフケアの両面からサポートいたします。

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浅い呼吸を続けていると腰痛以外にどんな不調につながりますか?

胸式呼吸が続くと呼吸補助筋である首や肩まわりの筋肉を過剰に使うことになるため、肩こりや首のこり・張りにつながりやすいとされています。

もともと猫背やストレートネックの傾向がある方は、特に影響が出やすい傾向があります。

横隔膜の機能が低下しているかどうかは自分で確認できますか?

両手のひらで肋骨の下側を包むように当てて深呼吸をし、肋骨が左右に広がるか、お腹が膨らむかの2点を確認してください。

そうすることで、ご自身である程度セルフチェックが可能です。

腹式呼吸ができているかどうかは、どのくらいの期間で変化を感じられますか?

個人差が大きく、日々の姿勢や生活習慣の影響も受けるため一概には言えませんが、日常的に呼吸を意識する習慣を続けることが変化の土台になります。

デスクワークが呼吸に影響するのはなぜですか?

長時間座った姿勢が続くと横隔膜が上下しにくくなり、胸式呼吸優位になりやすいためです。

あわせて腹部が圧迫され続けることで、周辺の筋肉や皮下組織の柔軟性が低下しやすくなるとも言われています。

整体で呼吸の状態を整えることはできますか?

横隔膜まわりや腹部の筋肉・皮下組織へのアプローチを通じて、呼吸をしやすい状態づくりをサポートすることは可能です。

ただし呼吸器そのものの疾患が疑われる場合は、医療機関の受診をおすすめします。

この記事を書いた人

魚住 享平
魚住 享平urokoBodyCare院長
<資格>
柔道整復師(施術歴19年)

これまで培ってきた技術や解剖学に基づき施術を行っております。
クライアントのお話を伺うことも大好きなので身体のお悩みだけでなく、そのほかのお話も聞かせてください。

<出身> 富山県
<生年月日> 1988年6月30日
<血液型> O型
<趣味> ゴルフ、街歩き、お酒を飲むこと(ハイボール)、野球観戦

最近は仕事のあとに稲荷町・上野・浅草エリアを街歩きをして新しい飲み屋さんや行きたい場所を見つけることにハマっています