秋の気圧・気温の変化に要注意。腰痛が悪化する仕組みと自宅で5分で出来るセルフケア

この記事でわかること
・気圧の変化が痛みを引き起こすメカニズム
・気温の変化が痛みを引き起こすメカニズム
・気圧の変化に対して自宅でできる対策
・気温の変化に対して自宅でできる対策
みなさん、こんにちは!
上野・稲荷町の整体院urokoBodyCareの魚住です。
さて今日は秋に向けてカラダの対策を始めていきましょうというお話です。
先日8月7日は立秋でした。
つまり暦の上では秋と言う事になります。
まだまだ東京・上野で日々過ごしていると夏真っ盛りのような感覚に陥ってしまいますね…(^^;
私が日頃お世話になっているグループの中には、山口県の周防大島という所でひじき漁師をされている「さかえる」さんという方がいらっしゃいます。
この方は日本に流通する数少ない国産ひじきを作られている方です。
さらに夏場は漁師や農家などさまざまな事業をされているのですが、日々自然と向き合っているとこのような変化があるそうです。
「日暮れの時間が目に見えて早くなる」
「朝の空気のにおいが変わる」
「獲れる魚の種類が変わってくる」
など自然界では立秋に合わせてこのような変化が起こり始めるそうです。
毎年夏から秋への切り替わりの時期は「ぎっくり腰」や「寝違え」などの急性症状が起こりやすくなります。
私は、気圧の変動が激しくなる時や朝晩の寒暖差が大きくなる時期にカラダの不調が起こりやすいと考えていたのですが、もしかするとカラダの変化はこの位から始まっているのかもしれません。
そこで今回は本格的に気候が変わる前にやっておきたい対策やなぜ気圧・気候が変動すると痛みが起こるのか、その対策方法とは?についてお伝えします。
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この記事を書いた人

魚住享平
整体院urokoBodyCare院長
<資格>
柔道整復師(施術歴19年)
メディセリスト
のべ3万人以上の施術経験と解剖学に基づき施術を行っております。
なぜ気圧が変化すると痛みが強くなるのか?

まずは気圧の変化と痛みについてお伝えします。
近年では当たり前になってきた「気象病」
頭痛やめまい、関節痛など今までは何となく不調とされてきましたが、研究が進み気圧が変化との関係がある事が分かってきました。
ヒトのカラダには通常15トンものの圧力が加わっているそうです。
しかし、天気が崩れ気圧が変化するとカラダの内部でも変化が起こります。
まず圧力が低下すると内耳にあるセンサーが反応し交感神経が優位になります。
その結果、血管が収縮し血流が悪化する事で痛みを感じやすくなります。
また慢性痛や不調を訴える方は耳の不調を抱えている人も多いとされ、健常者と比べて気圧の変化に対して過敏に反応してしまうのです。
温度変化と痛みの関係は?

では次に温度の変化と痛みの関係についてです。
先ほどは気圧の変化と耳の中の内耳の関係についてお伝えしました。
温度の変化はどこで感じて、痛みに反映されやすいのでしょうか?
結論から言うと温度の変化は皮膚にある受容器で感じ取っています。
一般的にも慢性痛や関節痛のある人は冷えると痛くなりやすい…そんな体験・経験があるのではないでしょうか?
これは実験でも証明されており、カラダを冷やさない事が痛みを感じにくくするために有効であるという事が示されています。
気圧・温度の変化に対応するために自宅で出来る事
ここまで、なぜ気圧や温度の変化で痛みが起こるのかについてお伝えしてきました。
ここからは9月の台風シーズンや気圧・温度の変化の多い時期を迎えるまでの対策についてお伝えします。
気圧の変化に対して出来る事
まずは気圧の変化について出来ることです。
気圧の変化は耳の中にある内耳という所にセンサーがあり感知しています。
敏感な人であれば5ヘクトパスカル未満の変化でもカラダの不調を訴えるそうです。
日頃から耳の血流を促進しておくことで内耳のセンサーが過敏にならないように対策することが出来ます。
耳を上下や外側に引っ張るエクササイズ

1つ目の対策は耳を上下や外側に引っ張るエクササイズです。
方法は簡単で耳を親指と人差し指、中指で軽く摘まみ、5秒間ほど大きく引っ張ります。
不調の方は耳まわりの皮膚も固くなっているので、結構初めは痛みを感じる方もいると思います。
繰り返し続ける事で、段々と動かしやすくなるのでこまめに行いましょう。
耳を大きく回すエクササイズ

次に耳の中央を親指と人差し指の側面を掴みグルグル回していくエクササイズです。
このエクササイズもポイントは小さく回すのではなく出来るだけ大きく円を描くように動かす事です。
内回し、外回しを5回ずつ行いましょう。
耳2つ折りエクササイズ

最後に耳を2つに折りたたむエクササイズです。
掴む場所は上中下3か所位に分けます。
まずは真ん中で耳を2つ折りにして、次に上、下でも同じように2つ折りにしていきます。
これも結構、最初は痛い人が多いと思いますが段々動かしていくうちに柔らかくなり慣れてくるはずです。
目安は上中下の3か所ですが、少しずつ折り曲げる位置を変えて全体が柔らかくなるように工夫しましょう。
30秒から60秒程度行ってください。
温度変化に対して出来る事
次に温度変化に対応するために出来ることです。
外気温やカラダ表面の温度が下がる事で皮膚にある温度を感知するセンサーが働き血管収縮、筋肉の緊張。その結果痛みが出やすくなります。
それを避けるために出来る対策をお伝えします。
カラダを温める

1つ目に出来ることがカラダを温めることです。
定番のケアではありますが、手軽に始められて効果もある方法です。
日頃シャワーで済ませる人はお湯に浸かったり、温かい飲み物を飲むなどの方法があります。
暑い時期は、どうしても部屋を冷やしすぎたり、冷たい物を摂取しがちですが、今の時期から徐々に対策を始める事が重要です。
血流を促す

次の対策は血流を促す事です。
こちらは、日頃からお伝えしているようなエクササイズや運動をして血流を良くするという方法です。
固まった筋肉をほぐす事も重要ですし、そもそもの筋量を上げる事も筋肉のポンプ作用で血流を改善する事に繋がるので、どちらもオススメです。
また当院で使用しているメディセルも皮膚表面に直接アプローチする機械です。
この機械を使うことで皮膚の毛細血管が拡張し、血流の促進に役立つので、皮膚や筋肉などの癒着などに対してアプローチするだけでなく、施術前に当てることで血管を拡張させ施術の効果を底上げする事もできるのでオススメです。
整体で筋肉やカラダの調整を行う

最後に整体を受けるというのも1つの手段になります。
筋肉の硬さや関節の動きが悪くなると、局所的もしくは複数の要因が重なって全身の血流が停滞しやすくなる場合があります。
その場合は一度カラダを整えて、リセットする事も有効な選択肢です。
また必要な部位にテーピングを行うことも皮膚のセンサーの過敏さを下げる効果もあるのでオススメです。
ただし、その効果は一生モノではないので、その後のご自宅でのケアも必要になります。
当院ではカラダの負荷の掛かりやすい場所や問題の起こりやすい場所をご来院時にお伝えしております。
闇雲に自宅でのセルフケアを行うとなると非常に大変ですが、ポイントを絞っていくつかお伝えするのでケアもしやすいかと思います。
秋に向けて一度カラダをリセットするのも良い方法だと思います。
秋の気圧変化に要注意。腰痛が悪化する仕組みとセルフケア【まとめ】

季節の変わり目に起こる腰痛には、実は2つの異なる仕組みが関わっています。
1つは気圧の変化を耳の奥にある内耳がセンサーとして感知し、自律神経のバランスを崩すことで血流が悪くなるケース。
もう1つは、気温の低下を皮膚にある温度受容器が感じ取り、血管の収縮や筋肉の緊張を招くケースです。
原因が違えば対策も異なるため、耳まわりのエクササイズと体を温める習慣、両方を意識することが大切です。
特に9月以降は台風や朝晩の寒暖差が重なりやすい時期ですので、少しずつ今から準備を始めておきましょう。
もし痛みが続く場合や強くなっていく場合は、無理をせず上野・稲荷町の整体院urokoBodyCareにご相談ください。
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よくある質問
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気圧の変化で痛みが出るのはどのくらいの変化からですか?
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敏感な方では5ヘクトパスカル未満のわずかな変化でも不調を感じることがあるとされています。
まずはご自身の体調と天気予報を照らし合わせて、傾向を把握することがオススメです。
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耳を引っ張るエクササイズは誰でも行っても大丈夫ですか?
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耳周りをマッサージする程度の負荷なので、多くの方に取り入れていただけます。
強い痛みを感じる場合は無理に続けず、力加減を調整しながら行ってください。
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気圧と気温、どちらの対策を優先すべきですか?
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季節の変わり目はどちらも同時に起こりやすいため、両方の対策を並行して行うことがオススメです。
特に朝晩の寒暖差が大きい時期は、気温対策から始めると取り組みやすいです。
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冷房による冷えも同じ仕組みで腰痛に影響しますか?
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はい、冷房による皮膚表面の温度低下も同じ皮膚の受容器が関与しているとされ、夏場の冷房による腰痛にも同様の対策が有効です。
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セルフケアを続けても改善しない場合はどうすればいいですか?
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セルフケアはあくまで日常的な予防・緩和が目的です。
痛みが続く場合や強くなる場合は、当院にご相談いただくか、無理をせず専門家に評価してもらうことをオススメします。
参考文献
Sato J, Inagaki H, Kusui M, Yokosuka M, Ushida T. The inner ear is a barometric pressure sensor—change in barometric pressure induces vestibular ganglion cell activation in mice. Sci Rep. 2025 Dec 24;15:44525. doi:10.1038/s41598-025-28093-4
Sato J, Inagaki H, Kusui M, Yokosuka M, Ushida T. Lowering barometric pressure induces neuronal activation in the superior vestibular nucleus in mice. PLoS One. 2019 Jan 25;14(1):e0211297. PMID: 30682203
Funakubo M, Sato J, Honda T, Mizumura K. The inner ear is involved in the aggravation of nociceptive behavior induced by lowering barometric pressure of nerve injured rats. Eur J Pain. 2010 Jan;14(1):32-9. PMID: 19318284
この記事を書いた人

- urokoBodyCare院長
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<資格>
柔道整復師(施術歴19年)
これまで培ってきた技術や解剖学に基づき施術を行っております。
クライアントのお話を伺うことも大好きなので身体のお悩みだけでなく、そのほかのお話も聞かせてください。
<出身> 富山県
<生年月日> 1988年6月30日
<血液型> O型
<趣味> ゴルフ、街歩き、お酒を飲むこと(ハイボール)、野球観戦
最近は仕事のあとに稲荷町・上野・浅草エリアを街歩きをして新しい飲み屋さんや行きたい場所を見つけることにハマっています






